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「君たちはどう生きるか」を公開前予測 サギ男の元ネタ正体とは?

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2023年7月14日公開の宮崎駿最新作「君たちはどう生きるか」は、事前情報がほとんど無いという宣伝手法で、一枚のポスターが公開されているだけという前代未聞まま映画公開を迎えようとしています。
しかし、いくら情報を出さないと言ってもジブリ周辺やプロデューサーの鈴木敏夫周辺をよく見ていると、幾つもの情報がこぼれ落ちているようです。

Youtubeチャンネル「なすお館長のmovie moving!」

そんな「君たちはどう生きるか」を公開前にズバズバと予測しているのが、Youtubeチャンネル「なすお館長のmovie moving!」。ご自分でも「私ほど本気でジブリを研究している人はいない…」と言うほどで、実際ジブリ作品の深い読みや今回の「君たちは…」の予測がとても鋭いのです。
ジブリファン、宮崎ファンは要チェックです。

そこで、「なすお館長のmovie moving!」が出している「君たちはどう生きるか」に関する予測動画を紹介したいと思います。

上記が、
第二回「君たちはどう生きるか」のポスターの鳥の正体は妖怪 青鷺火
という動画。

内容を要約すると…

・ロゴについて。
これまで「風立ちぬ」「ゲド戦記」「ハウルの動く城」などのロゴは、鈴木敏夫プロデューサーが描いてきた。しかし、今回の「君たちはどう生きるか」のロゴは手書きではない。デザインされたロゴである。岡田斗司夫は宮崎さんが描いたのではないかと言っているが、これは間違い。
浅いかよさんという方のツイートで、昭和12年(1937年)発行の日本少國民文庫「君たちはどう生きるか」の書体を使用している…ということが判明。
鈴木Pの証言によって、物語の中で「君たちはどう生きるか」のほんの中から手紙が見つかる…ということから、この昭和12年発行の本が登場するはずである。
ということは、1937年から少し時を経た時代から物語がスタートするはず。

・ポスターの鳥について
宮崎駿は大変なインテリで、一般人が理解のできないような深い教養から発送を得て作品を作っている人である。
だから、いろいろな人が宮崎駿の作品の解説をしても、なかなか真相にたどり着けないのは、宮崎監督の知識がとにかく深くて見るものがそこに追いつけないからである。
今回、wikipediaなど様々ものを調べてモチーフを探して行く中で、たまたまこの鳥の正体にたどり着くことができた。

まず、この鳥は「青鷺火」というものである。
鈴木Pのラジオ番組で米津玄師がゲストの回で、ポスターのキャラクター(鳥)は「サギ男」である…という証言がある。
まず、鎌倉時代の歴史書である「吾妻鏡」に「鷺怪」という話が4回も出て来る。青く光るサギが現れると、直後に大地震が起こったり、冷害が襲い鎌倉時代最大の飢饉が訪れた…というもの。
つまり、サギはふきつを運んで来る動物として知られていた。

その後、江戸時代になると、大妖怪ブームが起こり「鷺怪」から「青鷺火」という名前になって有名になった。
その頃有名であった、妖怪作家である鳥山石燕が書いた「今昔画続百鬼」「絵本百物語」などの妖怪図鑑の中に、描かれている詐欺の絵が「君たちはどう生きるか」のポスターの「サギ男」と酷似している。これが「青鷺火」。

「青鷺火」の特徴は、青く光るまたは燃えて光っていたり、口から火を吹いたりし、長生きしたサギはタヌキやキツネのように化ける…と言われていた。これが「青鷺火」の話。
この、サギ男が災いを運んで来る…という役回りなのではないか?という推理です。

では、どのような災いか?について、なすお館長さんは、以下のように言っています。
・公開されているイメージボードでは、街が火の手に覆われている場面である。
・高畑監督が「かぐや姫」の中で、遠くの景色の中でうっすらと富士山が噴火しているシーンを入れている。
・意識しているであろう、新海誠の天変地異レベルの災いを出して来るはず。
それらを合わせ考えて、その災いとは富士山の噴火ではないか?というもの。

しかも、鈴木Pがインタビューで語ったことの中で、宮崎監督は映画を作っている中で、現実に起こっているコロナ禍やウクライナ紛争を予期していたかのようなストーリーをつくっていて、改めて天才だと思った…という。

以上が、「君たちはどう生きるか」ポスターに登場する「サギ男」の正体は?というお話でした。
なかなか深い考察ですよね。
なすお館長さんは、映画が公開されても解説をしてくれるようなので、そちらも楽しみにしたいと思います。

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