
「となりのトトロ」の映画のポスターって、よく見たら、ひとりの女の子が描かれています。
それはメイでもサツキでもありません。
年齢はメイより少し上くらいで、服はサツキぽい…。
でも別の女の子。
この子は一体誰なのでしょう?
この件について、スタジオジブリの鈴木プロデューサーが語っておられます。
・実は、映画の企画段階では女の子は一人だった。
・イメージボードに描かれた、バス停の同じシーンでも女の子は一人。
・企画が進むにつれ、ある理由で二人の姉妹になった。それは…
・当初、「トトロ」と、同時上映の「火垂るの墓」はともに60分くらいを想定していた。
・しかし「火垂るの墓」が80分くらいの長さになると聞いて、宮崎さんが主人公を二人に変更した。
・そうすれば、「トトロ」も同じくらいの長さになる…ということらしい。
公開されている企画段階のイメージボードでも、バス停のシーンでは、女の子は一人で描かれています。
最初はそんなお話だったのです。
そういえば、メイ=May、サツキ=皐月、どちらも五月の意味ですね。
では、なぜ本番のポスターは一人の女の子のままなのでしょう?
これについても鈴木さんが語っておられます。
・製作が進んで、ポスターを作る段階なった。
・元あった、バス停でトトロと女の子が立っている絵を直ないといけない。
・しかし、宮崎さんがトトロの横に二人の姉妹を立たせようとしたがうまくいかなかった。
・結果、メイとサツキを合わせた一人の女の子になった。
ということだそうです。
メイとサツキ二人を合わせたのが、あの女の子だったのですね。
いままで、あのポスターは、当然二人の姉妹が描かれているものだと思っていましたが、
実はイメージで作ったポスターだったのですね。
これ、映画のポスターでは、あまりない珍しいことですよね。