漫画・アニメに出てくる科学者。
トチローは、ハーロックの船のメインコンピューターを作ったり、コスモドラグーンを作った。
すごい人!というのはいいんだけど、
実際、あの工業製品ぽい完成品の実務はだれがどうやって行ったのか?
少し考えると、現代の日本のように、設計する人、原材料を提供する会社、半導体を作る会社、半田付けする人…いろいろな人や技術が必要なので、あのような宇宙の惑星の荒地のボロ屋が出てくるようなお話のバックに、日本のような工業界があるようには思えない。
スターウォーズみたいに、作品の世界が現実離れすればするほど、
どこで工業製品作ってる…?と、信じられなくなる。
しかしそこは漫画、特に説明はせずに進んで行く。
しかし、時代が進むと、そこが気になっていた作者は、そこに触れるようになってきた。
宮崎駿は、紅の豚で、自分の壊れた複葉機をミラノの工房に運んで修理する。
今までのアニメなら、修理後の飛行機が出て来ておしまいだったはず。
宮崎さんは、そういうことが気になる…と、言っていた。
例えば、”ポルターガイスト”か”ET”だったかで、
子供がミルクをこぼして部屋を散らかした…
しかし、親はそれを見て何も言わなかった…
そういうところをちゃんと描かないとダメだと思う…
のようなこと。
だから、修理はどこでどんな風にやったか?を想像させるエピソードを挟んでいる。
一方、アイアンマンの場合は…
中東で騙された主人公が作ったアイアンマンの0号機は、
ハリボテのスクラップ・スクラッチだった。
こんな風に、魔法のようにピカピカのロボットが出来上がってしまう…
というような、不自然さをリアリティーでカバーしている。
こんな風に、実はみんなが気になっていた「あのロボットどうやって作った?」に関して、
最近は、補足しながら説得力を出しているのです。
そんなお話でした。