これは、ジブリの鈴木敏夫さんや岡田斗司夫さんの発言からですが…
宮崎さんは、作品制作中に残りのスケジュールが足りなくなってくると、すでに絵コンテを切って居るシーンををバッサリ削ってしまうようなことを平気でやるようです。
例えば、風の谷のナウシカの後半だと、蘇った巨神兵と王蟲の大軍による戦闘シーンから、王蟲が孵化して宇宙に旅立っていく…こんなストーリーがあったらしいのです。これがバッサリ削除されたとのこと。
…確か、庵野さんもこの絵コンテを読んだとか言ってたような気がします。
もしこのシーンが制作されていたら…と鈴木さんも岡田さんもめちゃくちゃ悔しがっています。
なので、鈴木さんは宮崎駿の次回作「君たちはどう生きるか」で、締め切りのない制作を導入しています。宮さんに思い切りつくらせたらどうなるか!?をやっているのです。すごいですね。
しかも、制作サイドに言われるのではなく、自分で(スケジュール的に)怪しいと見るとさっさとカットしてしまうそうです。
鈴木さんは、宮崎さんのことを「理想が高い現実主義者(?)」みたいなことを言っています。
とりあえず、作品の風呂敷を広げられるだけ広げて、制作が間に合わなくなれば削ってでも帳尻を合わせる…。
それに比べて高畑勲さんのことは超理想主義者とも言っています。高畑さんはスケジュールのことは全く気にしなかったそうです。それを何とかするのは制作サイドの仕事とばかり、年単位でズレ込む恐ろしい人だったようです。
兎にも角にも、あんなにこだわってクォリティが高い作品を作っている宮崎さんがこんなに物分かりがいいとは驚きですね。
この話かなりうろ覚えのところがあるので、話半分で、間違いはお許しください。