映画の冒頭、不思議な街に迷い込むあたり、千尋のお母さんは千尋に対してどこかそっけないです。
足元を心配するようなことも言いますが、千尋とは目も合わさず、どちらかというとお父さんにべったりとくっついていく感じで、千尋は一人置いていかれます。
このお母さんの態度、見ていて何か不自然で、ここが気になるという人も多いようです。
では、なぜ、千尋のお母さんは千尋に冷たいのでしょうか?
これについて、岡田斗司夫さんが次のように言っています。
ハクの覚醒のシーンで明かされたように、
千尋は、小さい頃川で溺れそうになった。
それを、千尋のお兄さんが助けようとして、千尋の代わりに流されてしまった。
それがハクだったのです。そしてハクはその川の神様になった…。
だから、お母さんは、千尋の身代わりになったお兄さんのことを思い、ついつい千尋に冷たく当たってしまう…。
それが理由です。
なるほど…
ハクが千尋のお兄さんというのは、あくまで深読みですが、千尋が溺れた川の神様であることは違いありません。
(ハクは「そなたを小さい頃から知っている…」と言います。これが兄だということらしい?)
お母さんは、わざわざ千尋にお兄さんが身代わりになったことは言わないし、明らかな態度にも出そうと思っていない。しかし、ついつい言葉や態度の端々に兄への思いから、そっけない態度をとってしまっているということのようです。
さて、真実の方はどうなのでしょうか?