▼やまと尼寺 精進日記 関連 書籍・DVDまとめ。
音羽山観音寺のご住職について
音羽山観音寺のご住職、後藤密栄さんについてのまとめです。
30年前に廃墟同然?だった音羽観音寺にやってこられたそうで、それから30年、ふもとの里や全国の信者の方々の力を借りてお寺を現在のように再興されたそうです。すごいとしか言いようがありません。
野草の知識が豊富で、かなり料理がお得意なようです。お寺の周りで採ってきた野草や潤子さんにもらった野菜など、毎回調理法をいろいろレクチャーされています。
ご住職という重責によるキリッとした面と、いつも口角が上がっていて笑顔が素敵なお方です。密榮さんの優しさと強さがこのお寺を作っている…そんな感じです。
呼び名は、ご住職、お師匠様、庵主さん…。
ご住職の出身地や年齢は?
ご住職の年齢については番組中の会話から推測できます。パイロット版の中で、「28年前38歳でここに来て…」とおっしゃっています。この時が2016年だから、2020年現在のお年は38+28+4=70歳ということになります。70歳であの急な坂を上り下りされているのはなかなか大変ですね。慈瞳さんのお話では「膝が痛い、痛いと言ってる…」とのことなので心配です。
出身地は、愛知県。
ご住職の来歴は?
ご住職のお母様が亡くなられて、僧侶になることを決心されたそうで、高野山で修行した…(真言宗僧侶の資格)とおっしゃっているシーンがあります。その後、音羽山観音寺の住職になるために融通念仏宗の僧侶の資格を取り直したと、どこかで読んだ気がします。
お寺に入られたのは、「平成元年にこられた…」と潤子さんが言っていた。
参考:音羽山観音寺wikipedia
音羽山観音寺とのご縁は?
これも番組中に話している内容からですが、京都のお寺にいるときに目の悪い信者さんについて音羽山観音寺にお参りに来ていたらしい(1981年)。どうもこれが観音寺とのきっかけのよう。
その後どのような展開があったのかはわかりませんが、当時の音羽山観音寺のご住職夫婦?と仲良くなり、「将来はここの観音様を頼みますね」と言われていたらしい。話では前のご住職が高齢のため廃寺になりそうだったのをご住職(密栄)が後を引き継いだ。
・後藤密榮さんの紹介記事 桜井市広報誌(後半です)
ご住職が音羽山観音寺にやってくるきっかけが語られています。
https://www.city.sakurai.lg.jp/ikkrwebBrowse/material/files/group/3/wakazakura1293-1.pdf
エピソード
潤子さんが、住職が音羽山観音寺にこられた当時の話をされています。
住職がこられた当時は、お寺も参道も荒れていたそう。お寺は、男の人でも「ここにひとりでいるのはかなわん」と言うほどだった。だから、いつまでお寺に居るのか?里の皆さんは半信半疑で心配していたそう。
寂しいお寺に若い尼さんひとりきりなので最初は秋田犬を飼って番犬にした…という。里の登り口では、潤子さんのお母さんが見張りのように、不審な人が上がるとご住職に「変な人が上がったよ」と連絡して、ご住職はいつくるか…と待ち受けたらしい。
しかし、それから30年ご住職がいてくれることに「里の人は本当に喜んだよ…」と潤子さんは言っています。ご住職は「自分の居場所があったことのほうが嬉しかった…」と振り返っておられます。
精進料理 檀家を持たない音羽山観音寺が、今後も存続するには何かやらないと…ということで精進料理に力を入れたそう。
モノレール 坂道の強い味方。重たい物資を寺に上げるためのモノレール。番組では、たくさんの野菜や法会に使う竹を切り出して運んだりしていました。どこかで「ご住職専用」って読んだ気がします。あの急な坂道はご住職には大変です。
モノレール2 放送を見ていると、モノレールは結構上の方にある気がします。麓からやまの上まで上がれるのかと思っていましたが、半分もないんじゃないでしょうか?大荷物の上げ下ろし、ご住職の上り下りも大変ですよね。
薪割り 観音寺では薪ストーブがよく登場します。燃料は薪ですが、番組ではご住職が薪割りしているシーンがありました。ムック本を見ると、薪割りと風呂焚きはまっちゃんの仕事…とあります。なんとお風呂は薪なのか!
イチョウの実 お寺のシンボルお葉付きイチョウは毎年たくさんの実をつけます。ご住職と慈瞳(じとう)さんがイチョウの実を干していた時、「手でわられへん」と慈瞳(じとう)さん。「そんなことないわ〜馬鹿力…」と言うご住職に、慈瞳(じとう)さんが割ったイチョウの汁がピュッ!とかかっていた。「目に入った…」とご住職。
ご住職と慈瞳(じとう)さん ご住職は、お寺を運営している責任があるので厳しい面もありますが、さっぱりした方のようです。慈瞳(じとう)さんは、体力があって朗らかに周りに気が遣える方。ご住職は慈瞳(じとう)さんにちょっと厳しい目ですが、あれは部下を身内と認めての言葉かと思います。慈瞳(じとう)さんもご住職に気を遣いながらざっくばらんに話したり、ちょこちょこ暴走したりします。お二人の年齢差もあって、実際もあんあ感じなんだろうと思えます。
じょーずー ご住職が外出の際オサムの前を通る時、「留守番しててねっ」と小さなエサを投げてあげます。オサムはうまい具合にキャッチするのですが、その時ちょっとクセのある口調で「じょーずー(上手)」というのがご住職の決まり文句です。
かわいい動き そろそろご高齢になるご住職ですが、年の割には確実にお元気です。お肌のツヤもいい。よくまっちゃんといる時、雪合戦したり、投げられた栗のイガから逃げたり…ちょこちょこっと動くことがあるのですが、その動きがお年寄りなんだけど、素早くてかわいい動きをされます。
避難 たまに出てくる避難の話。音羽山観音寺では、台風や大雨が降ると裏山から一番離れた部屋に避難するそうです。停電になるし、昔ご住職の寝室に岩が崩れて来たらしいです。避難する時は、ろうそくやおにぎりを持ち込んで…という話が聞かれます。ムック本でも、ご住職が「二人を危険に巻き込んではいけない…」と気をつけていることが書かれています。
アイピロー まっちゃんの、最近のインスタでアイピローの投稿がありました。これ、ご住職の誕生日プレゼントでも作ってあげたらしく、「覚えてます〜」とファンの方が反応していました。(この回見てないんですよねー)
まほろばキッチン ご住職と慈瞳(じとう)さんが買い物にいったのがおそらくここ。慈瞳(じとう)さんが「これ買っていい?」とシナモンリーフを持ってきてご住職におねだりするところが微笑ましかった。
ミツバチご住職さん お寺にあった販売POPで「まぼろしの日本蜜蜂のハチミツ…」のハチのイラストが顔がご住職のミツバチになってたのが笑えます。まっちゃんはInstagramで「ミツバチご住職さんは私もお気に入りでした。ご住職さんも絵を見て笑ってましたよ」と書いています。
ぽぽー ご住職のお母さんが珍しいもの好きでぽぽーを植えていたらしい。子供の頃限界集落のような田舎に住んでいて、バナナも病気にならないと食べられないような時代、夏の終わりにぽぽーが熟して楽しみだった…とご住職の言葉。ポポーはご住職にとって母の味で大好きらしい。音羽では潤子さんが作っている。
朝ごはん お寺の朝は早い。まっちゃんは朝ごはんの当番だったそうです。想像すると、その間ご住職と慈瞳さんは朝のお勤め(本堂でお経をあげる)といういうことなのかな?
やまと尼寺精進日記 DVD
なんと!やまと尼寺精進日記のDVDが発売されるようです。
発売は、2020年11月27日予定。
収録内容は、2017年4月~2018年3月放送分の12本ということで、放映前半の一年分がまとまっているようです。
特典で「特製ブックレット」が付くようです。
価格は、8,360円(税込)予定。下記のリンク先から購入できるようです。
後々、2018年4月以降の2年分もまとめられるでしょうか?期待したいですね。