▼スカーレット あらすじリスト
▼スカーレット 概要、キャスト
▼スカーレット ドラマブログ
▼スカーレット ドラマイラスト
▼スカーレット カテゴリー全記事
▼信楽・スカーレット 基本情報[→]
▼信楽・スカーレット 関連情報ブログ[→]
あらすじ
武志が縁側を開けて休んでいると、突然雨が降ってきました。
雨は、干しっぱなしの傘にあたり音を立てる。
雨が止んで、傘に溜まった水が風に煽られて水たまりにこぼれ落ちます。
この一部始終を見入る武志、何かを感じ取ったようです。
すぐに、イメージを水彩に描き始めます。
それを遠くから見守る八郎。
日も暮れて、喜美子も帰ってきます。
武志はまだイメージ画に熱中しています。
武志の発熱を心配して、大崎先生も来ていました。
武志はインスピレーションについて語る。
「水を動かすことにしてん、水たまりやのうて、生きてる感じ…水の波紋や」と。
「水が生きてる、ええな」と喜美子。
大崎と話す喜美子たち。
大崎「高熱が続かなければ大丈夫」
大崎「やりたいことがあるっていうのはいいですね、支えになってるんじゃないでしょうか」と言う。
喜美子「陶芸続けてもいいんでしょうか?」
大崎「もちろん、病状が落ち着いている限りは」
その頃武志は、もうろくろを回して皿を作っていました。
そこへ、喜美子と大崎もやって来て作業をみまもります。
喜美子は、大崎にもお礼のお皿を作りたいと考え、大崎の好きなデザインを聞きます。
大崎は「クールな感じ」と言って喜美子を困らせます。
「しかも、医者は患者から物品をもらえない…」と言うことを聞くと、
喜美子は、「一度、自分で作りに来てください」と大崎を誘うのでした。
武志の皿作りが終わる。
喜美子が京都の話をする。
「女性陶芸家三人で展示会をする。お母ちゃんが一番年上や、でも一番可愛かった」と言う喜美子。
展示会は10月らしい。
武志は、智也くんを見舞ったと言う。
武志「陶芸やってること言う言うたんや。今、作りたいものがあるいうことを」
喜美子「見舞いに行ってるん?」
武志「智也、大学行きたいらしいねん。ほやけど行かれへん。勉強できひんって」
武志「ほやから、今度行って教えたることにした、今取り掛かってる作品できたら、一番に見せたるって」
智也の家は琵琶湖の向こう側で、琵琶湖大橋渡っていえまで持って行くらしい。
それを聞いた喜美子は、「琵琶湖大橋?それお母ちゃんも行く!」と食いつく。
「ええ機会や、楽しみやな〜」と明るく振る舞う喜美子。
あかまつ。照子の娘・めぐみと学の結婚が決まり、飲み会が開かれている。
照子夫婦とめぐみ、学、学ぶ丸熊の社員がいる。
敏春は、すっかり酔っ払って、「賑やかにやろ…武志くん、病気やろ…来てもらおう。大盤振る舞いやー」と、武志を気遣うのでした。
川原家。武志は風呂に入っている。喜美子と八郎。
八郎は「病気の前では、いろんなことが小さく見える、昔、言い合ったことなどが…」としみじみ言う。
喜美子「罰金、罰金、罰金貯金や」と急き立てる。
八郎「いや、後ろ向きな話やない」
八郎「武志が、今日、熱出したやん。ドキッとするわ。元気でおってくれたら、それだけでええ思うわ」
喜美子「…」同意する。
武志が、風呂から上がってくる。
今度は八郎が風呂へ。八郎は週明けまで居るらしい。
武志は、布団を敷いてあるとなりの部屋へ。
喜美子「明日、病院行ってくるわ」
武志「…」
喜美子「智也のお母さんにあげるお皿できたんよ。…聞いてる?」
武志「聞いてる」
隣の部屋で立ち尽くす武志。
頭を触った手に髪の毛が、抗がん剤の影響で髪が抜け始めたのです。
感想コメント
敏春の心境が読みきれませんでしたね。おそらく竜也を気遣って暮れた武志を見て、自分の家族がこんなに幸せでいいのか?と、感謝や不安が入り混じっているのか?と思います。ラスト近くでめぐみの結婚式はポイントになりそうですね。
武志は、少しずつ着実に目的を定めて進んでいます。それを見るたびに病気も進んでいるのでは?と怖くて見ていられません。残り10本程、どうなるのか…。