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朝ドラ「スカーレット」第39話 絵付けがしたかったんや…

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あらすじ


 
絵付けの仕事を身につけるには長い時間と経済力が必要だったとわかり、自分の考えの甘さに諦めるしかなかった喜美子。
仕事が終わり家に帰ると、なんとちや子が訪ねてきていた。
喜美子「ちや子さんやー」と大喜びする。
ちや子「そやー、きたでー」と、以前通りのちや子だ。

川原家の茶の間。ちや子と川原家の女たちが揃っている。百合子はさっそくちや子に懐いているよう?直子は寝転がって本を読んでいる。
信楽での話を、すでにマツから聞いているちや子。ちや子はお土産に、おそらくお菓子と妹たちに本と荒木荘のお茶を持ってきた。大久保さんが持たせてくれたらしい。「きみちゃんが、いっつも入れてくれてた…」「懐かしい、このお茶や…」と、しみじみ味わっている喜美子。

ちや子は仕事で滋賀に来たらしい。今、ちや子は女性雑誌の記者で、琵琶湖に大橋がかかる工事を担当しているという。
喜美子「仕事、聞いていいですか…?」
ちや子「そや、心配かけたな…今、新しい仕事してる。今は婦人雑誌、雑誌記者や」
百合子「記者って何?」
喜美子「いろいろ調べたり、記事書いたり原稿書く人や…」
直子「つまらんな」素っ気なく言う。
マツ「直子!」

ちや子「今やってるんはな、琵琶湖…知ってる?」直子に百合子に尋ねる。
百合子「知らん」
いったやん。海や。海ちゃうよ、湖や。ここ来る時寄ったんよ。わーってやったな。やった。みんなで思い出話。直子も加わった。

喜美子「琵琶湖の取材ですか?」
ちや子「そのうち発表なるけど、ここだけの話にしといたや。琵琶湖に橋がかかんねん」
無理やという直子に、ちや子は面白おかしくお箸の説明をする。すごいな、わくわくするな。驚く一同。
「ワクワクすることをみなさんにお伝えする。そういう仕事をしてんねん」と言うちや子。
しかし、ちや子は、琵琶湖にかかる橋の取材をしたいと申し出たが、最初は相手にされなかった。それでも根気よく交渉してついにこの記事を担当することになったのだった。

 

 
それを聞いてた喜美子。
喜美子「うちも…やりたかった…やりたかった…」と、突然泣き出す喜美子。
そんな光景を始めて見る家族は驚いている。
ちや子「なに…?どないしたん?」
喜美子「うちもやりたいこと見つけてんな。これや思てん、新しい仕事や。新しい道や。これや、見つけた思てん。絵付けや。絵付けやりたかった…」
ちや子「絵付け?」
動揺する直子。
喜美子「やりたかった。言いたかった。ほやけどあかんねん、モノになるまで何年もかかる言われて、そんなんあかんやろ。」
喜美子「そんなんあかんわ、ウチには余裕ないねん、時間もお金もないねん、あかん、あかん…」
喜美子「終わった話や、済んだ話や…そやけど、そやけど….」と止まらない。

ちや子が帰る。喜美子が家のおもてまで見送っている。
ちや子「大丈夫?」
喜美子「思もてたこと吐き出せて、スッキリしました」
ちや子「よー泣いたもんな」
喜美子「泣きました…^^」
ちや子「次、会うた時も泣かしたるわ。きみちゃん泣かすぐらい頑張る」
喜美子「ほなウチは…泣かんで済むように頑張ります」
ちや子「そや、がんばり」と喜美子の頭を撫でる。
喜美子「はい」と子供のように答える。
ちや子が川原家を後にする。

 

 
その晩。家族で夕飯。常治が喜美子の婿のことを呟いてご機嫌。喜美子は気にしない。
常治が酒を買って来るように言うが断られ、喜美子に風呂をたけと言う。すると直子が「ウチがやる」と風呂焚きに。驚く常治とマツ。ちゃぶ台返しが効きすぎたか?とひそひそ。

風呂焚きの直子のところへ、喜美子がカラの一升瓶を持ってやって来る。
喜美子「早く沸かすやり方あんねん、見とき」と優しく言う。
直子「絵付けって何?どんな仕事?」と聞くが、少し無視する喜美子。
喜美子「忘れた….宿題見たるし、後でな…そこのほつれてるところも直したる」自分の服に気づく直子。
喜美子「ほんで酒の瓶な、水入れるわ。底の方に三滴ほど残ってる。水入れて薄めたろ。酔おてたらわからへん、酒も水も一緒や」

酒瓶に井戸の水を入れる喜美子。
直子「や、ばれるで」気が気ではない直子。」
喜美子「ばれへん、ばれへん」
直子「いれすぎや」
喜美子「大丈夫や、しんぱいすな」
直子「これでわからへんかったらアホや」いつのまにか笑っている直子。
喜美子「そや、アホやな…」楽しんでしる喜美子。

翌日。丸熊陶業。
喜美子が絵付け職人の工房へお茶を持って来る。そこへ照子が来る。
照子は高校の卒業式が終わったらしい。「おめでとう」とあっさり言う喜美子。「絵付けはいいのか?」と聞く照子。喜美子は答えない。

照子は四月から京都の短大で、寮生活になると言う。
喜美子「知ってるで」
照子「…」不満げな照子。
喜美子「京都行く前に、もっかいゆっくり会おか」察する喜美子。
照子「喜美子がどうしても、言うんやったらエエよ」と明るくなる。
二人「ほなまた^^」

ナレーション「喜美子は、絵付けへの未練を捨て去ろうとしていました」

 

 

感想コメント

今日もいいシーンがたくさんでした。
ちや子さん、きてくれてよかったです。周りに頼られるばかりのきみちゃんにとって唯一甘えられるお姉さんですね。家族には決して言わなかっただろう絵付けへの思いを口にして、オイオイ泣いてました。
ちや子さんがいてもかなり失礼な態度だった直子ですが、ちや子さんは直子に対して、素直になれるように琵琶湖の橋の話を面白く語っていたようでした。ちや子さんの話し方大好きです^^。きみちゃんも直子が発した言葉にひとつひとつ返事を返して、話の輪に引き入れようとしていましたね。
別れのシーンでは、完全に姉妹のようにお互いを励ましあって、頭を撫でてくれるちや子に子供のように返事をしたきみちゃんでした。
川原家でのきみちゃんは、姉というより母親のようです、直子に風呂焚きを教えるシーン。まるで大久保さんが仕事を引き継いでいるみたいでした。それが自信に繋がると考えているかのように。酔いつぶれた父には水を入れた一升瓶でOKという荒技まで伝授していました。こうして腹をくくって取り組むと家事だって楽しいことがたくさんある…と導いているようでした。
翌日は照子です。照子の気持ちも理解して。でもいつもあんな関係ですが、照子の変わらぬ愛は喜美子にとっても安心できるものの一つになっているでしょうね。

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