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朝ドラ「スカーレット」第27話 なんで荒木荘出んとあかんのですか。

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あらすじ

 

 
ちや子「キミちゃんわかれへんの?自分の気持ち…」
ちや子「ええ?ほんまに分からへんの?」
喜美子「ウチが圭介さんにこい?」
ちや子「うん」
喜美子「ほなこの胸がなんやズキズキ痛むんは…」
ちや子「痛むんか…」
喜美子「つい気持ちが沈んでしまうのも」
ちや子「沈むんか…」
喜美子「恋っちゅうのはおもろいな」表情が少し変わる。
ちや子「(ほー)おもろいか?」
喜美子「おもろい!おもろいなー」と、いつもの明るい喜美子の笑顔になる。

オープニング

 

 
圭介とあき子の恋は順調に進んでいるらしい。散歩のお父さんとも挨拶するようになった喜美子。
夕方にはあき子がゴンの散歩で喜美子と話すことも。
あき子「今週も(圭介と)会うんよ」
喜美子「聞いてますー」
圭介が喜美子に予定を話すのが不満なあき子。喜美子が「食事の都合があるからではないか?」と言うと、喜美子は女中さんだからか…と納得する。

ナレーション「実は、あき子さんのおかげで喜美子と圭介さんの距離は、以前よりぐっと近づいていました」
物干し台で、キスをする場面をあれこれ想定してはしゃいでいる喜美子と圭介。

ナレーション「喜美子はさださんが休みの日に、着付けを教わっています」
部屋で、さだを練習台に帯を締める喜美子。ちや子も襖を開けて喜美子の部屋をのぞいている。
ちや子「着付けできたら、ええお小遣いになるん?」
さだ「最近は、できひん子増えてきたから、きみちゃんに覚えてもろたら、私も何かと助かる…」
そこへ圭介がシャツを2つ持って、喜美子に今日の服選びを頼みにくる。
喜美子は着付けのお稽古中なので「ほな、食堂でまってるわ」と急いでいる圭介。

食堂へみんなが集まってくる。さだ、ちや子、圭介、喜美子。
圭介が喜美子に、「どっち?こっち?」今日の服をたずねている。さだとちや子がそれぞれ、あっち、そっちと指差す。
台所にまで喜美子を追いかけていく。笑って洗い物をする喜美子。

そこへ雄太郎さが「キミちゃーん、あれやってー」とやってくる。
「あ、せやせや」と手を止める喜美子。今日は雄太郎の映画のオーデションの日らしい。
みんなで縁側の窓を開けて整列する。
喜美子が「雄太郎さんがうまいこと斬られますように」
みんな「うまいこと斬られますように」
喜美子・みんな「草間流柔道、とりゃー」とみんなで背負い投げ。
雄太郎「ほな、行ってくるわ」と気合を入れて出立する。

 

 
圭介がシャツ選びを待っている。
喜美子が「こっち!圭介さん何着ても似合うから…」と決める。慌てて出て行く圭介。
それを見ていた、ちや子は「シャツわざと似合わんほう言うたな」、さだ「言うた、言うた」と二人でクスクス笑う。
喜美子は「そんなことないです、へえぇ…???」と本気で無意識な様子。

喫茶店さえずり。圭介とあき子が会っている。

あき子「荒木荘でて、一人で暮らして欲しい」
圭介「なんでなん…?」
あき子「荒木荘の話しばっかりや、ここも雄太郎さんが働いてるから言うて、コヒー言うたらここばっかりや…」
圭介「あ、雄太郎さん、新しい役決まりそうなんやて」
あき子「ほらまた、荒木荘のことばっかり…」
あき子「それだけやないわ、今日の服も荒木荘の女中なんかに選んでもうて…」
「女中なんかて…」
「キミちゃんは…」
「女中でしょ?だいたい圭介君女中に頼りすぎやわ、何でもかんでも話しして、女中なんかとそんなに仲ようしてほしない!」
「女中女中言わんといてくれ、キミちゃんは僕の大切な妹や、なんや見下したような物の言い方はやめてくれへんかな」
圭介の言動にショックを受けるあき子。そのまま店を出て行ってしまう。
複雑な気持ちの圭介。少し遅れて席を立ち後を追いかける。

店を出ると、あき子はまだ帰れずに店のそばに立っていた。それを見つけて圭介が歩み寄る。
あき子「ごめんなさい…ヤキモチや、ごめんなさい。」と。
立ち去ろうとするあきこを、黙ってそっと抱き寄せる圭介。

 

 
荒木荘に戻る圭介。喜美子が火鉢の準備をしている。
「運ぶの?てったおか?」「いえ、きれいにしょう思て…お茶いれます?」「コーヒー飲んで着たから…」
圭介「もう火鉢の季節か…さださんは?…ちや子さんは…仕事か…」
圭介を伺うように見る喜美子。「なにぃ?」「…なんや元気ないから」
喜美子「あ、これ信楽焼きです。ウチの故郷の信楽焼」
圭介「去年も聞いたわ…信楽帰ってないな」
学校決めたら、一回顔だそうおもてます」
圭介「どこいくか決めた?」
まだ…夜間の高校いくか、美術の学校いくか…」
圭介「僕は、美術の方をすすめるなぁ…」
圭介さんは?」
圭介「僕は、小児専門の外科医になる」
圭介「…それと、それとな、ここは出ることにした。荒木荘出て大学の寮に移ることにする」
喜美子「へえっ?…すみません、なんでですか?」厳しい顔で聞く。」
喜美子「なんで荒木荘出なあかんの?」
圭介「国家試験のために勉強集中するためや」
荒木荘やと集中できへんのですか?」
圭介「キミちゃん、恋したことあんねやろ?前に経験ある言うてたやん。そしたら、わかるかなあ、こういう気持ち…」
圭介「勝手なこと言われるうと腹たつし、なに言うてんねて、突きかえしたくなる…けどな好きな人の悲しい顔は見たないねん。しょんぼりうつ向かれると、胸が締め付けられる。情けないなあ、彼女が、あき子が出て、言うから出ることにしてん…」

喜美子「あ、そうなんや、あき子さんのお願いでしたか、ほな聞いたげなあかん。ウチ、荒木荘嫌になったんか思もて、びっくりしただけです…」
圭介「もう、嫌になる訳ないやん。ここ好っきゃもん」
喜美子「良よかったです」
圭介「キミちゃん、好きや」
喜美子「良かった」
圭介「妹みたいに大事に思もてる」
喜美子「ありがとうございます。うちも、圭介さん大好きや」
喜美子「ほな、引越し決まったら、言うてくださいね、ウチ手伝います」

ナレーション「決意が揺らがないうちにと、啓介さんは来週早々にも荒木荘を出て行くことになりました、」

荒木荘の前を掃除する喜美子。振り返ってゴンがくる方を見て何を思う。
ナレーション「あき子さんも、あき子さんのお父さんも散歩のコースを変えたのでしょう。犬のゴンも、もう荒木荘の前を通りません」

 

感想コメント

今日も切なかったですね。圭介さんはあき子さんのことが本当に好きで、キミちゃんのことは本当に妹のように可愛かったんですね。これまで家族のために働くことだけ考えて育ってきたキミちゃんは、色恋には全く免疫がありません。なのに、なのに…こんなに切ない展開になるなんて切なくてやり切れません。
圭介さんが、荒木荘を出ると言った時、「すいません、なんで出なあかんのですか?」と強い口調で聞いたキミちゃん。腹立たしさを本人にぶつけてしまうという悲しいことに。もうほとんど泣いていたキミちゃん。「荒木荘が嫌になったんかと思もた…」という嘘が見てられませんでした。最後には圭介さんにも、キミちゃんにも、お互いを好きだと言わせた脚本だったのですが、スッキリ区切りはついたものの、なんて切ない展開だったのかと思いました。

 

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